三宅島には1000年以上前から大切にされてきた神社が12社もあります。
大昔から噴火や湧き水、海などの自然を畏れ、有り難く思う気持ちをもって大切にお祀りしてきました。今回は椎取神社をご紹介!
三宅島の噴火の被害はとても大きく、椎取神社はその被害がどれほどだったのか形をそのまま残している場所なのでぜひ足を運んでみてください。
今回はパワースポットというよりジオスポットの印象がとても強く感じられます。
目次
椎取神社(しいとりじんじゃ)
椎取神社を取り囲む原生林は三宅島の中でも深く神々しい森でした。
2000年の噴火では、北東部に大量の火山灰が降り注ぎ大雨になると水を含んだ火山灰が斜面を流れくだりました。(火山泥流)
さらに中腹の山脈を削って土砂を巻き込んだものは土石流となって山麓を襲いました。
火山泥流によって埋没してしまった鳥居と社
椎取神社の森は泥流に埋まって根からの呼吸が困難になりました。
その後の火山ガスの影響もあって壊滅状態にまで陥りました。
今では着々と森の再生が進んでいるのが観察できます。
自分は下に埋まっているのが鳥居だよと言われるまで全然気づきませんでした。
それくらい森は再生し緑に囲まれた場所になっているからです。
でもこの鳥居を見ると2000年の火山噴火がどれほどのものだったのか…
以前紹介したジオスポット【火山体験遊歩道】も見てみてくださいね!
こちらも圧巻です!
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